松本山雅

J1-1st-第9節 松本山雅×アルビレックス新潟マッチレポート

5月2日(土)に行われたJリーグ公式戦1stステージ第9節

松本山雅FC vs アルビレックス新潟の試合。

前節のG大阪戦、宇佐美選手の1ゴールに泣き、敗戦。

8節を終えた時点で、順位は14位となっている。

喜山選手が出場停止から戻ってきたことは好材料だが、警告により酒井選手が出場停止だったこの試合。

中部日本横断シリーズと銘うたれたダービー戦の結果は、1-2で敗戦。

アルウィンで勝利を手にすることは出来なかった。

その試合を監督、選手のコメントを中心に振り返ってみたいと思います。

試合前の監督・選手のコメント

松本山雅FC 反町康治監督

『自分たちがどの位置にいるかはこの2試合で決まる』

→今節の相手・新潟戦への意気込みは?

われわれも下位に低迷しているので、他チームのことを言うつもりはない。

自分たちが折り返しでどの位置にいるかはこの2試合で決まることは間違いない。

ホームでできるメリットを生かし、最大勝ち点を取りたい。

新潟は隣県ということで、かなり多くのサポーター・関係者が来るという話も聞いている。

今までのホームとは少し違う雰囲気、流れになるのではないか。

松本山雅FC GK 1 村山智彦

『新潟とは勝ち負けで順位も入れ替わる』

→今節の相手・新潟戦への意気込みは?

新潟とは順位を見れば次の試合の勝ち負けで入れ替わるし、そう考えるとどの試合もそうだけど、次は勝たないといけない。

順位という部分の意識もするが、それよりもホームでの試合ということが勝ちたい理由の第一。

アルウィンで中部日本横断シリーズのダービー試合が2試合続くし、ここでは絶対に負けたくない。

アルビレックス新潟 柳下正明監督

『松本はセットプレーが多い印象』

→今節の相手・松本について

松本は、ロングボールを使った攻撃と、セットプレーが多い印象。

鳥栖との対戦と考え方は同じ。

一番は必ず相手に寄せること。

きちんとマークしているのに、相手の体が強くてやられるのは仕方ない。

あとはセカンドボールを狙って拾うこと。

アルビレックス新潟 FW 9 山崎亮平

『1人1人が勝負していけばチャンスはできる』

→今節の相手・松本について

松本は、セットプレーとロングボールを使った攻撃が多い。

昨季、磐田で2度対戦したが、守備の人数は多いけど、1対1や、間あいだでは強くなかった。

1人ひとりが勝負していけばチャンスはできると思う。

試合内容

前半立ち上がり、後藤選手が指宿選手に対してペナルティエリア内でファウルを与えてしまう。

PKを献上し、レオシルバ選手に決められ失点。

いきなりのビハインドとなった山雅。

山雅は、思うように流れをつかめずにいたものの、前節先発ではなかった前田直輝選手が奮起する。

サイドでショートパスを受けた前田選手がペナルティエリア右角付近から豪快なシュートを突き刺し、同点とする。

前半は、一進一退のまま1-1で折り返す。

後半は、山雅がセットプレーからチャンスを作るのに対して、新潟はクロスからゴール前のチャンスを創出する。

次第に熱を帯びていく中、終盤に勝負を決めたのは新潟だった。

レオシルバ選手からパスを受けた山本選手が決勝点を決める。

そのまま追いつくことが出来ず、試合終了。

前節に続き連敗となった。

試合後の監督・選手のコメント

松本山雅FC 反町康治監督

『連戦で大変な中、らしさは出せた』

我々にとって非常に悔しい敗戦だった。

後ろの選手が出場停止と負傷で不安定だったので、何とか踏みとどまることができるかなと思ったが、やはり何回も言うようにJ1はそういうところを見逃さないということをまた感じさせられた。

新潟も目には目をみたいな形でかなりフィジカルでパワフルにやってきたので、かなり苦労した。

少しずつボールコントロールの差などがゲームの流れに影響を与えてしまった部分は認めざるを得ない。

これはあきらめているわけじゃないが、明日あさってで直る部分ではないので、そのほかの部分。

例えば、ボールを奪われて切り替えるとか、上がったスペースを速く戻るとか。

そういう技術的でない部分では非常によくやったと思う。

この連戦で大変な中、らしさは出せたと思う。

だからこそ勝ち点1は最悪でも取りたかったという悔しさは正直残っている。

松本山雅FC DF 3 田中隼磨

『悔しがっても不貞腐れても次の試合は来る』

まずは勝って、流れを変えないといけない。

次はホームだし、過密日程という点はオレたちにとってチャンスだと前向きにポジティブに捉えたい。

→ 連敗となったが?

これがオレたちの現状で、実力。

それをしっかり受け止めてやるしかない。

どんなに悔しがっても不貞腐れても次の試合は来るし、前向きにやらないと状況が悪化する。

みんなで助け合いながらやっていきたい。

オレたちは器用でもないし、ここに来て新しいことをやれるわけでもない。

ここまでやってきたことをブレずに、より精度を上げていきたい。

アルビレックス新潟 柳下正明監督

『気持ち良くサッカーがやれた』

非常に雰囲気の良いスタジアムで、新潟のサポーターもたくさん応援に来てくれて、気持ち良くサッカーがやれた。

内容は、前半は風下でバタバタして、今までやってきたプレーを出せなかったが、前半が終わる頃は落ち着いてきた。

後半、落ち着いてボールを動かしてやろうと送り出した。

後半は落ち着いてボールを動かして、チャンスも作って良かった。

最後危ない場面も、みんな集中してやってくれていた。

ポストにも助けられて勝ち点3が取れた。

後半の決定的チャンスを決めていれば、慌てないでプレーできた。

短期間でまたゲームがあるので、コンディションを戻して臨む。

アルビレックス新潟 MF 23 山本康裕

『うまくタメを作ることができた』

みんなが一生懸命戦ってくれていたので、相手もバテていたのか、バイタルエリアが空いていた。

そこでうまく入って前を向いて味方の上がりをうながしたり、うまく時間を作ってボールを持つ時間を長くしようと思っていた。

うまくタメを作ることができた。

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