サッカー日本代表監督にバヒド・ハリルホジッチ氏が就任することが確実になりました。
バヒド・ハリルホジッチ氏が本来求めるサッカーは、ハイプレスで奪ったらシンプルにゴールを目指す堅守速攻の戦術です。
ハリルホジッチ氏は選手に対して、基本的なスキルと戦術理解力を重視します。
そして、同時にハードワークと勝利のための献身プレーを好みます。
現行の選手たちに合わせた戦術を採用するよりも、自分が考えるサッカーに合う選手を各ポジションにあてはめるやり方で実績を残してきた監督です。
また、協会や選手と喧嘩(ケンカ)をしてしまう監督の素顔を紹介します。
ハリルホジッチ氏はどんな人柄なのか?
母国ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカークラブ、FKヴェレジュ・モスタルで監督のキャリアをスタートします。
その後、フランス、コートジボワール、アルジェリアといろいろな文化の元で監督をしてきました。
第一印象、名前呼びづらいな・・・フランスでの愛称は、"バハ"らしいです。
日本代表は、"ハリルジャパン"と呼ばれるのではないでしょうか。
ハリルホジッチ監督は、監督としてとても献身的だが、非常に頑固な面があるようです。
オシム監督よりも頑固ではないか。と言われるほどです。
逆に言えば、自分の考えをしっかり持った監督と言えます。
メンタルがめちゃくちゃ強くて、大きな舞台で燃えるタイプの監督です。
協会や選手たちと衝突する可能性もありますが、それを乗り越えて日本代表を強くしてもらいたいと思います。
ハリルホジッチ監督が理想とする戦術は?
ハリルホジッチ監督の戦術は、堅守速攻のスタイルです。
ハードワークをいとわず、前線からハイプレッシャーを掛けさせます。
そして、守備からボールを奪って、手数をかけずにシンプルに早く、ゴール前までボールを運び、ゴールを奪う戦術を好みます。
それだけでは勝てません。
ハリルホジッチ監督は、対戦チームのスカウティングをしっかりと行う監督です。
相手の弱点をしっかりと分析し、試合では的確に弱点をついて、"勝ち"にこだわるサッカーを好みます。
まさに反町監督のようです。
ハリルジャパンで求められるもの
もし、ハリルホジッチ監督が日本代表監督になったとしたら、どんな選手が選ばれるのか。
監督は、自身のサッカーのビジョンをよく考え、それに適用することが出来る選手を選びます。
選手に対する要求が高く、ときには"軍隊的な手法を執る"こともあります。
選手に求められるものは、強いメンタルと、優れた戦術理解力、そして、複数のポジションやシステムに適応できる能力だと思います。
今まで代表に入ってこなかった選手の中で、スペシャルな個の力を持った選手も選ばれると思います。
ゴールを奪う選手としては、圧倒的な決定力のG大阪の宇佐美選手や快速FWの名古屋グランパス永井選手。
また、アルジェリア代表でも使っていたロングスローからの攻撃。
それが出来るのは、ロングスローを武器とするサガン鳥栖の藤田選手や松本山雅の岩上選手。
攻撃や個の力で違いを生み出せるスペシャルな選手がも選ばれたら面白そうです。
強い日本代表が見たい
ワールドカップのアジア予選まで時間がない中で、ゆっくり選手選考をしてる時間はありません。
ただハリルホジッチ監督は、実績や名前にとらわれず自身のシステムに適合する選手を評価し、起用します。
すぐにインパクトや結果を残すのことを優先せず、自分のやり方で時間をかけて物事を進めるタイプの監督だと思います。
アジア予選を戦いながら、チームを作っていくのではないでしょうか。
今まで日本代表で活躍していた選手が、次の代表戦から選ばれなくなることも予想されます。
しかし、ここまで来たらハリルホジッチ監督を信じて応援するのみです!
強い日本代表になること信じて、一緒に応援しましょう。