日本代表の監督候補としてオリベイラ監督ほど相応しい人はいないと思います。
鹿島アントラーズでの実績、何より彼自身が日本代表の監督となる事を望んでいて、日本人選手を知り尽くしているのです。
自陣の戦力を知らない指揮官に戦いは出来ません。
それを考えればオリベイラ監督こそが今の日本のサッカー界、代表選手たちに必要な監督と言えます。
オリベイラ監督の日本愛
オリベイラ監督は、一個人としてとても日本を愛してくれています。
だから、代表監督に相応しい。という訳ではありません。
しかし、日本に愛着のない外国人監督よりは、愛してくれている外国人監督の方が良いのは当然だと思います。
伝わってくる情報では家族ぐるみで日本びいきとの事、純粋に日本人として嬉しいと思います。
ブラジルで見る事の出来る日本の公式戦は、全部チェックしているとインタビューの中でおっしゃっていました。
このエピソードは、いつでも日本の監督としての準備が出来ているという宣言にも聞こえます。
オリベイラ監督の戦術の優れた所は個人を知り抜いている所
以前、内田篤人選手がNHKの番組でオリベイラ監督は、鹿島アントラーズの選手との初顔合わせで、全員の顔を名前を知っていたというエピソードを明かした事があります。
オリベイラ監督は、ミーティングに力を入れる監督としても知られていますが、これも選手を知り、選手に知ってもらう事を重視している為だという事が分かります。
それぞれの選手の特性を心身ともに理解し、そのモチベーションを上げる為の演出をするオリベイラ監督は、勝たせるという事がどういう事か理解している監督でもあるのです。
オリベイラ監督は意気消沈気味の日本サッカーを盛り上げる
今、日本サッカー全体が少し意気消沈気味となっています。
前代表監督の八百長疑惑を引きずったまま試合をこなした事で、なんとなくチーム全体に重い雰囲気をまとわせてしまいました。
サッカーにあまり興味がない一般の人の目も冷ややかになっていると思います。
このような時に日本での強力な実績があり、なにより日本を愛してくれている監督はえがたい人材ではないでしょうか。
なにより日本人は日本好きの外国人が大好きですから、無関心層が関心を持ってくれると思います。
オリベイラ監督の率いる日本代表
オリベイラ監督は選手出身ではなく、フィジカルコーチ出身の監督で、その為選手の体調管理やメンタルケアを第一に考える所があります。
実際、彼が鹿島アントラーズを率いていた頃はけが人が驚く程少なかったと言われています。
オリベイラ監督ならば選手の体調とモチベーションを最高の状態に押し上げて、選手を知り尽くした戦術を組み立て、最高に日本らしい戦い方で勝利へと導いてくれるのではないか？
そう予感させる物があります。
あの鹿島時代の熱いサッカーをまた観せて欲しいです。
