松本山雅にとって2年越しの願いがついに叶いました。
宮阪選手の獲得は、岩上選手が抜けた穴を埋めるために欠かせない補強でした。
今回は、バズの愛称で知られる宮阪 政樹選手を紹介します。
宮阪選手の転機は大学進学!
Jリーグの中で優れたプレイスキッカーというと、誰が浮かぶでしょうか。
中村選手、遠藤選手、レオ・シルバ選手、クリスティアーノ選手・・・
Jリーグの歴史に残るような元日本代表選手や外国選手が思い浮かびます。
ここに宮阪選手も名前を連ねることが出来る可能性を持つ選手です。
宮阪選手は、ポジションは中堅のボランチです。
FC東京U-18から明治大学へ進学し、2012年にモンテディオ山形に加入しました。
ユース時代の同期には、湘南ベルマーレの大竹洋平選手やセレッソ大阪の椋原健太選手がいます。
宮阪選手は、トップチームには上がらず、明治大学へ進学します。
そこで、急成長します。
1年目からレギュラーとして活躍し、2、3年の時には選手権、リーグ優勝を達成します。
第58回全日本大学サッカー選手権 優勝(2010)
第84回関東大学サッカーリーグ戦 優勝(2010)
そして、4年のときにはユニバーシアード代表に選ばれ、キャプテンとして金メダル獲得に貢献しています。
第26回ユニバーシアード競技大会 優勝(2011)
優勝メンバーの中には、椎名伸志選手(流通経済大学)もいました。
宮阪 政樹選手のプレイスタイルは?
宮阪選手のプレイスタイルは、MFとして必要な能力を存分に発揮するオールラウンドなプレイです。
豊富な運動量が持ち味です。
中盤で守備をしたかと思えば、次のシーンではゴール前に顔を出し、シュートを放ちます。
ピッチ中を自在に駆け回るプレイヤーです。
さらにキック精度が非常に高く、ショートレンジやミドルレンジのパスを正確に繋げることが出来ます。
そして、そのキック精度の高さを存分に活かせるのがセットプレイです。
2014シーズンには、全試合出場という記録を達成しただけでなく、直接フリーキックで5得点を挙げる活躍を見せています。
1シーズンに直接フリーキックを5本決めるというのは簡単なことではありません。
とくにこのゴールは、ビューティフルゴール!
相当なキック力がなければ、あの距離から決めることは難しいと思います。
そして、この超ロングシュート!
天皇杯での安藤選手と同じパターンですね。
2019シーズンもルヴァンカップでフリーキックを決めています!
愛称「バズ」の由来は?
宮阪選手の愛称「バズ」は、モンテディオ山形に加入後すぐに命名されました。
命名者は、当時チームメイトだった石井秀典選手(徳島ヴォルティス所属)でした。
理由は単純。
映画「トイ・ストーリー」シリーズに登場するキャラクター「バズ・ライトイヤー」に顔が似ているか。
ちなみに明大時代は、「走るダルマ」と後輩からいじられていた宮阪選手。
山雅でも「バズ」が定着するのか注目です。
バズが山雅を昇格に導く!
宮阪選手のプレイスキックは、フリーキックの名手と言われる選手と同等の水準です。
2015シーズンは、J1でプレイしたものの出場機会は多くありませんでした。
新シーズンは、得意のセットプレイでゴールとアシストを量産することが期待されています。
バズ・ライトイヤーばりの活躍でJ2から山雅を救って欲しいと思います。
後半45分にこの払い腰ができる宮阪選手。
この体力が走力を支えているのですね。#yamaga #興奮を呼び覚ましてくれるGIF pic.twitter.com/oPLLW6MmxN— OneSoul 松本山雅応援 (@OneSoul1965) 2016年7月12日