6月4日、驚きのニュースが飛び込んできた。
サッカーJ1の松本山雅がルーマニア1部のパンドゥリイに所属するブラジル人FWエリック・デ・オリベイラ(29)を獲得するとの報道です。
当初、ルーマニアの現地紙が報じたところによると、山形なのか、山雅のなのか、移籍先の情報が錯綜していました。
しかし、モンテディオ山形はすでに外国人枠が埋まっていることから、松本山雅加入が有力になりました。
期待のエリック選手のプレー動画を集めました。
どんな選手なのか?
キャリアの始まりは、2007年からルーマニアのガズ・メタン・メディアシュ(Gaz Metan Media)というチームです。
その後、3シーズンこのガズ・メタン・メディアシュでプレーしています。
そして、2010-2011年にシーズンに15ゴールを決めて、1度目のルーマニア最優秀外国人選手賞を獲得しています。
また、同じルーマニアのパンドゥリイ・トゥルグ・ジウ(Pandurii Târgu Jiu)に座席していた2013‐2014年シーズンに11ゴールを決めて、再びルーマニア最優秀外国人選手賞を獲得しています。
今季のリーグ戦では、13試合2得点に終わったが、リーグ杯では準優勝に貢献しています。
プレースタイルは“司令塔”タイプ
エリック選手のプレースタイルは、FWというより“司令塔”タイプだと感じました。
山雅スタイルへの順応は可能か
山雅スタイル、すなわち反町メソッドに適応できるかが問題です。
前線からのプレスに参加できるのか、オビナ選手とのコンビネーションの構築がポイントになると思います。
年俸が約3400万円という今回の移籍。
山雅にとって、3400万円は大金であることは間違いありません。
重要なのは、費用対効果だと思います。
かけた費用に対して、どのくらい効果があるのか。
試合出て、ゴールを決めてもらわなければ困るのです。
まとめ
エリック選手とは、既に仮契約を結んでいます。
しかし、リーグ戦で膝を負傷しているという情報があるので、正式契約はメディカルチェックの後になりそうです。
今年は7月10日~8月7日に設定されている第2登録期間で、他クラブから移籍する選手を新たに登録することができます。
山雅に限らず、どのクラブも夏の補強は大事になるでしょう。
特に残留争いしてるチームは、良い補強が出来るか、否かで夏以降の成績が大きく変わってくると思います。
現在J1で13位の松本山雅。
今季の目標である「トップ15(残留)」達成に向けて、エリック選手の活躍に期待したいです。