2019年8月12日にファジアーノ岡山への期限付き移籍が発表されました。
今年は、ベガルタ仙台から3選手が加入します。
昨年の岡山に続き、複数選手の引き抜き戦略が今年も発動しました。
そして
仙台からあの男が山雅に帰ってきます。
2014年のJ1昇格のかかる福岡戦で田中隼磨選手に平手打ちを食らい、その直後ゴールを決めた山本大貴選手です。
今回は、改めて山本大貴選手を紹介します。
帰ってきた男、山本大貴!
いつ見ても興奮してしまうこのゴールを決めたのが山本選手です。
山本大貴選手は、ルーテル学院高校から駒沢大学を経て、2014年ベガルタ仙台へ入団した熊本出身の選手です。
ポジションは、フォワード。
全国高等学校サッカー選手権大会では5得点挙げ、得点王に輝いています。
同世代には、山雅の椎名選手や鹿島の赤﨑選手がいます。
ベガルタ仙台に加入後、山雅にレンタル移籍し、26試合7得点の結果を残し、J1昇格に大きく貢献しました。
山本選手の魅力と適応能力
山本選手の魅力は、そのエネルギッシュなプレイスタイルです。
フォワードでありながら、守備のために相手ディフェンダーを追い回す献身的なプレーが持ち味です。
時には自陣ゴール前まで戻ってボールを奪うこともあります。
この守備は、山雅のサッカーでは絶対です。
加入直後は、思うようにプレー出来ず途中出場、途中交代という苦い経験もありました。
シーズン後半は、センターフォワードとしてスタメンを勝ち取り、山雅のJ1昇格への原動力となりました。
もちろん、フォワードの本来の役割であるゴールを狙う姿勢も持ち合わせており、相手チームにとってやっかいな選手として認識されています。
2015シーズンでは、ホームの広島戦でJ1初ゴールを決めています。
178cmと大柄ではありませんが、がっちりとした体格と強靭なフィジカルを持っています。
また、90分走り回れるスタミナも備えており、大事なところで身体を張れる選手です。
今後の山雅のエースとして期待!
山雅のエースとして、期待せずにはいられない山本選手。
技術的な部分では、まだ発展途上です。
シュートテクニックや、味方からパスを受けるためのフリーラン、セットプレイでのポジショニングなど改善の余地があります。
試合に出る度に経験を積んでプレイの幅を広げています。
山本選手と言えば、2016年の横浜FCで強烈な左足のシュートを決めたシーンが鮮明に残っています!
反町監督とのシュート練習でさらに成長にしてもらいたいです。
今回は、レンタル移籍ではなく完全移籍。
ファン・サポーターは、再び山本大貴選手のプレイを見ることを楽しみにしています。
そして、長きにわたってチームの顔として活躍してくれることを期待しています。