松本山雅に大型DFが加入しました。
その名は呂 成海(ヨ ソンヘ)選手。
2014年までサガン鳥栖でプレーしていたヨ ソンへ選手は、日本語も流ちょうに話せるのでコミュニケーションも問題ありません。
今季山雅の3バックの一角を担う存在です。
強固なフィジカルでゴール前に立ちはだかる壁!
ヨ ソンヘ選手のディフェンスに期待したいです。
身長が189センチもあるので、たとえ外国選手相手でも一切当たり負けすることなく、ボールにいち早く触ることができます。
ジャンプ力もあり、少々ずれた位置に相手がボールへ向かって飛び出してきたときも、2~3歩ボールサイドにかけよるだけで、追いつくことができます。
もちろん、ボールの軌道に沿って読みが当たったときは向かうところ敵なし。
いち早くボールに触れることができるので、余裕をもってヘディングでボールを飛ばすことができます。
味方のピンチを絶対的な高さによって防ぐことができます。
ディフェンダーとして信頼できる選手です。
当たり負けすることがなく、体を張ってチームに貢献してくれると思います。
ユン・ジョンファン監督のサッカーを体現
セレッソ大阪のユン・ジョンファン監督もとJ1昇格を経験していることもポイントです。
Jリーグ屈指のハードなトレーニングをこなし、鳥栖のサッカーをディフェンスで支えていました。
日々のトレーニングによって鍛えられた、スタミナも強みの一つであるといえます。
全員サッカーに転じたときは、深い陣で守っているにもかかわらず、前線に駆け上がります。
苦しい顔一つせず、涼しい顔で何事もなかったかのように全力疾走でファンの期待に応えてくれます。
オフェンスゾーンまで駆け抜けたあと、敵のカウンターに備えて速攻で自陣のポジションへ戻ります。
一つ一つのプレーに切れがあって、チームとしてもありがたいし、見ていてすがすがしいです。
ヨ ソンへ選手は、敵チームの選手がスタミナ切れを起こす、後半30分すぎたあたりからギアを1段階挙げることができます。
相手選手の気持ちを萎えさせることができると思います。
まとめ
ヨ ソンへ選手は、生粋のディフェンダーです。
通常のディフェンダーなら外国選手と当たった時に当たり負けするところも、対等に競り合うことができます。
韓国のチームでプレーしていたこともあり、誰が相手でも臆することなくディフェンスを遂行してくれます。
気持ちとプレーの両方で敵の心を折ることができる、ヨ ソンへ選手。
味方にとっては精神的支柱になってくることでしょう。