2015年12月30日、ベガルタ仙台から武井択也選手を完全移籍で獲得することが発表された。
山雅にとって、ピンポイントで的確な補強だと思いました。
今回は、ユーティリティープレイヤーの武井択也選手を紹介します。
武井選手の豊富な経験が魅力!
武井択也選手は、Jリーグで数多くのタイトルを獲得する強豪ガンバ大阪で6年にわたって活躍した選手です。
ガンバ大阪では、遠藤選手、明神選手、二川選手と並び、リーグ戦95試合に出場しています。
そして、ACLやクラブワールドカップにも出場している経験豊富な選手です。
2014年にベガルタ仙台に移籍し、2016シーズンからは松本山雅の一員として活躍が期待される選手です。
武井選手のプレイスタイルは?
武井選手は、中盤ならどこでもプレイできるユーティリティープレイヤーです。
本職のポジションは、ボランチです。
相手の攻撃の芽を摘み取り、そこからパスをさばくプレイを得意としています。
また、サイドハーフやサイドバックでもプレイをすることができます。
サイドハーフでは、ボールを持ったら積極的にドリブルを仕掛け、攻撃を活性化させます。
サイドバックの場合は、守備に重点を置きつつ、ピンポイントで攻撃参加するというユーティリティ性を持っています。
また、時折見せるミドルシュートが持ち味です。
https://youtu.be/w2otKJxg1A4
このユーティリティープレイヤーとしての素質が、常勝ガンバ大阪で大いに発揮されました。
複数ポジションでプレイできることで数々のタイトル争いに絡んだチームを陰で支えてきました。
ムードメイカーとしても期待!
明るく陽気な性格も武井選手の持ち味です。
チームが不振に陥ったときには、雰囲気を盛り上げるムードメイカーになるはずです。
そして、チームが上昇気流に乗れば、その勢いをさらに加速させることが出来るキャラクターの持ち主です。
武井選手のようなユーモアに溢れた選手が、潤滑油となり一体感を深めることでチームが完成していくと思います。
山雅に必要なもの
武井選手の獲得は、山雅にとって正解だと思います。
山雅に足りなかったものが補うことができました。
それは「中盤での落ち着き」と「勝者の経験」です。
武井選手は、山雅の中盤でボールを落ち着かせ、試合の流れを読んだプレーで試合巧者ぶりを発揮してくれると思います。
ユーティリティな能力を最大限に発揮し、ピッチの内外で活躍してもらいたいです。