前田大然選手が鳥栖戦でJ1初ゴールを決めました。
松本山雅にとっては、高卒で加入した選手がJ1でゴールを決めた初めての選手となりました。
今や山雅の顔になりつつある前田大然選手。
対戦するどのチームからも注目選手として名前が挙がっています。
山雅の快足FW前田大然選手の活躍やオリンピック代表に向けて期待することを記事にします。
7月21日にCSマリティモに期限付きすることが発表されました!
頑張れ!山雅の前田大然!
目次
松本山雅を支える韋駄天
所属:松本山雅FC
背番号:7
ポジション:FW
利き足:右足
誕生日:1997-10-20
身長/体重:173cm/67kg
好きな寿司ネタ:ほたて
好きな芸能人:田中みな実
前田大然選手の実家は、大阪府南河内郡太子町です。
ご両親は獣医をされています。
前田大然選手は、5人きょうだいで姉1人、弟1人、妹2人です。
上から千咲(ちさき)、大然(だいぜん)、野乃花(ののか)、草原(そうげん)、野原(のはら)と自然派の名前が並んでいます。
お姉さんの千咲さんは、NHK朝の連ドラの「べっぴんさん」に出演していました。
名前の由来は、大自然を愛する子供になってほしいとの思いからだそうです。
子供時代は裸足で走り回っていたことから、近所の人から原始人と呼ばれていたそうです。
もともとオリンピックを見て憧れた体操をやっていましたが、身体が固くて柔軟が全然できなかったみたいです。
小4から友人に誘われてサッカーを始めます。
小5には、持ち前の俊足を生かしたプレイでトレセンに選ばれるようになります。
山梨学院高校の横森巧監督は、大然選手のスピードを「ヒョウが獲物を狙っているような速さ」と表現していました。
松本山雅には2016年に高卒で入団しています。
前田大然選手は、2018年に結婚しています。
交際のきっかけは、とあるポスターに写っていた奥さんにひとめぼれしたそうです。
奥さんの手料理で好きなのは【豚汁】だそうです!
やべっちFCのインタビューで…
前田:好きな奥さんの料理は豚汁
やべっちFC:前回は豆苗と答えましたが?
前田:やべっちFCで好きな料理は豆苗と答えたら、奥さん(年上)に「なんで豆苗なの!そこは豚汁にして」と言われたので・・・
太子JSC - 川上FC - 山梨学院大附属高等学校
※2014年に山雅に加入した道上隼人選手も川上FC出身OB
Jリーグ
- 2016 松本(J2) 9試合・0得点
- 2017 水戸(J2) 36試合・13得点
- 2018 松本(J2) 29試合・7得点
- 2019 松本(J1) 18試合・2得点
- 2019 マリティモ 1試合・0得点
U-21日本代表
- 2018 アジア競技大会 6試合・1得点
- 2018 AFC U-23選手権2020 2試合・5得点
日本代表
- 2019 コパ・アメリカ 2試合・0得点
2019シーズン14節を終わって、すべてスタメン出場している大然選手。
コパ・アメリカ日本代表にも選ばれ、背番号は岡崎選手がつけていた『9』を継承しました。
J1でも前田大然のスプリント力が目立っています。
J2だとトラッキングデータが無かったので、足はや!ってくらいの印象でした。
でも、トラッキングデータによって目に見えて凄いことが今シーズン初めて分かりました。
お化けみたいなスプリント力を見せつけられています。
「J1でもスピードは負けない自信がある」というだけあって圧倒的なスプリント力です。
毎試合のマッチレビューを見ていても注目選手に挙がるのは大然選手です。
相手チームのサポーターも50メートル5秒7のスピードに驚いています。
ある試合では最高速度36.9km/hを記録しています。
このスピードは、世界クラスのスピードです。
【2018-19シーズンの世界最速のサッカー選手トップ10】では、1位がレアル・マドリーのFWガレス・ベイルで36.9km/h。
2位がパリSGのFWキリアン・ムバッペで36.0km/hとなっています。
スピードだけなら世界で通用するスピードを持っているのが前田大然です!
2019シーズンの走行距離&スプリント回数
今シーズンの前田大然選手の走行距離とスプリント回数をウォッチしていこうと思います。
節 |
対戦相手 |
総走行距離(km) |
スプリント回数 |
出場時間(分) |
得点 |
1 |
磐田 |
12.495 |
45 |
90 |
0 |
2 |
大分 |
12.866 |
53 |
90 |
0 |
3 |
浦和 |
8.902 |
28 |
75 |
0 |
4 |
広島 |
12.043 |
42 |
90 |
0 |
5 |
川崎 |
9.243 |
29 |
76 |
0 |
6 |
神戸 |
12.627 |
44 |
89 |
0 |
7 |
湘南 |
8.610 |
34 |
63 |
0 |
8 |
鳥栖 |
10.822 |
35 |
84 |
1 |
9 |
FC東京 |
7.435 |
29 |
61 |
0 |
10 |
C大阪 |
8.572 |
22 |
68 |
0 |
11 |
札幌 |
10.117 |
36 |
83 |
0 |
12 |
鹿島 |
7.692 |
25 |
67 |
0 |
13 |
名古屋 |
11.490 |
34 |
89 |
0 |
14 |
清水 |
11.784 |
32 |
90 |
0 |
17 |
G大阪 |
11.505 |
46 |
90 |
0 |
18 |
札幌 |
9.374 |
26 |
76 |
0 |
19 |
磐田 |
10.618 |
39 |
90 |
0 |
20 |
広島 |
11.201 |
31 |
90 |
1 |
4/20現在のトップスプリント回数は大分戦の53回
前田大然の動画まとめ
第8節のサガン鳥栖戦でJ1初ゴールを決めました。
日本での最後の試合となった第20節に2得点目を決める!
ここからゴールを量産してほしいです。
大然選手のゴールの特徴は、利き足とは逆の左足で決めることが多いことです。
前田大然の歴代のゴールシーンをJリーグ公式チャンネルで配信中!
DAZNのDAZNフォーカスプレーヤーに選ばれました!
田中隼磨選手のコメント
大然のスピードについて
FC東京の永井のスピードと比較すると、止まってからの一瞬のスピードは大然より永井の方が持っている。
大然の場合は、走り出してから一段階上がるスピード、それを何回も連続できるところは日本ではトップ。
山雅のサッカーにフィットさせたプレイスタイル
もともとゴール前での嗅覚と50メートル5秒8の快足が武器で、高校時代もプリンスリーグ関東で得点王に輝いたスピードスターでした。
彼のプレイスタイルなら、点取り屋の1トップか2トップのほうが活きるはずです。
水戸やU-22日本代表ではトップに入ることが多く、水戸では13ゴールを決めています。
でも、山雅では2シャドーの一角です。
シャドーだと攻撃のスタート位置が後ろになってしまいます。
ゴールまでの距離が遠く、シュートまで持ち込む回数が減ります。
このポジションは大然のプレイスタイルには合わない。
もったいない使われ方だと思っていました。
しかし、この起用には裏話がありました。
去年12月のサッカーダイジェストの記事を読んで、真相が分かりました。
じつは大然選手が自分からシャドーに立候補。
「シャドーもできます」と伝えていたようです。
反町監督も「2トップしかできないと思っていたが、(シャドーを)やらせてみたらできた」と振り返っています。
FWをやりたいという気持ちを持ちつつ、シャドーの仕事を献身的にこなすのが今の大然選手のプレイスタイルです。
鋭い飛び出しでスペースや相手の背後をついたり、前線からのハイプレスで敵の攻撃の芽を刈り取ったり、攻守両面で存在感を発揮しています。
チームのスタイルに合わせたプレイができるのが、大然選手の強みです。
大然選手は、1年目から試合に出ています。
高卒ルーキーを試合に使うのは、クラブ史上初のことでした。
反町監督が使った理由は、彼の向上心や適応力があったからだと思います。
まだまだ伸びシロがあるので、どんな選手になるのか楽しみです。
CSマリティモへの期限付き移籍が決定
7月21日にポルトガルのCSマリティモに移籍することが決定しました。
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前田大然選手CSマリティモ(ポルトガル)へ期限付き移籍のお知らせ | 松本山雅FC オフィシャルサイト|Matsumoto Yamaga F.C.
このたび、松本山雅FCの前田大然選手がCSマリティモ(ポルトガル)へ期限付き移籍することが決定いたしましたので、コメントと併せてお知らせいたします。 期限付き移籍期間は、2020年6月30日までです。 ...
続きを見る
期間は2020年6月30日までの1年間です。
買い取りオプション等の契約については発表されていません。
Marítimo é atraente para qualquer jogador!
Lê mais 👉 https://t.co/QvR5HQ9wwG#CSMaritimo #DaizenMaeda pic.twitter.com/HtEEaDvI8x
— CS Marítimo Madeira (@MaritimoMadeira) July 23, 2019
マリティモはどんなクラブ?
マリティモは、ポルトガルのマデイラ諸島フンシャルにある中堅クラブです。
クリスティアーノ・ロナウドの出身地としても有名です。
ポルトガル1部には85~86年から34シーズン連続で在籍しており、東京Vや浦和で活躍したDF相馬崇人が09年1月から10年6月まで所属していた。
他にも浦和レッズのDFマウリシオは、2015/2017までマリティモ所属。
アビスパ福岡のフェリックス・ミコルタも2014-2015まで所属していた。
このクラブで一番有名なサッカー選手は、レアルマドリードのぺぺです。
18歳でCSマリティモと契約し、その後FCポルトへ移籍。
2007年に3000万ユーロでレアルマドリードへ移籍しています。
昨シーズンのマリティモの成績は、12勝3分19敗で11位でした。
得点が26点と得点力アップがチームの課題でした。
そこで白羽の矢がたったのが前田大然ということですね。
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マリティモでのプレイ動画
ポルトガルリーグが開幕しました!
前田大然もスポルティングCPとの開幕戦に後半12分から出場しています。
惜しいヘディングシュートもあり、問題なくチームに溶け込めているようです。
過去にはバルセロナBも興味
コパ・アメリカに出場している前田大然にバルセロナBへの移籍話が出ています。
-
前田大然、バルサ本格調査 3部Bチーム保有へレンタル検討
前田、バルサ本格調査 3部Bチーム保有へレンタル検討
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移籍報道の真偽は定かではありませんが、実現すれば今までにないサクセスストーリーになります。
早ければ夏の移籍でバルセロナBへのレンタル移籍が実現するかもしれません。
ただJ1で結果を出せていないうちに海外移籍して大成するかは未知数。
とくにFWで勝負をするのであれば、ゴールを決めてなんぼの世界です。
それを理解した上で移籍を考えてほしいと思います。
オリンピック日本代表は狭き門だけど期待したい
森保監督になってからU-22日本代表に選出されるようになりました。
それまで代表歴はありませんでした。
このままオリンピック代表に定着してほしいところです。
大然選手のJリーグ、U-22日本代表での印象をJリーグのファン・サポーターに聞いてみました。
Jリーグでプレイを見た感想
他サポに聞いた、今シーズン初めてJ1でプレイしている前田選手の印象です。
半分以上の方が予想以上の活躍だと評価してくれています。
一部コメントを紹介します。
4/6の対神戸戦で右FWの位置でボール保持し、スピードで相手選手を切り裂こうとしていたプレイが目を惹きました。
- 自分自身がボールを持ったときの仕掛け力(相手を置き去りにして突破する)
- ボールを持っていないときの動き(いわゆるオフザボールの動き)
両方のプレイを磨いてほしいですね。
神戸戦でも前田選手が相手マークを置き去りにし、スペースへ飛び出したところにボールがフィードされるシーンが数回見られました。
前田選手のような素晴らしい俊足を持つ選手は、やはり相手のディフェンスラインの裏を突く意識を高くもってプレイしてほしいです。
後半の疲れが出てくる時間帯にスルーパス一発で相手の裏を取れれば、フリーでシュートを打つ、というシーンも多くなると思います。
自身が持つ最高の武器を活かしたプレイができれば必ず代表に入ってくると思います。
点をたくさん取って前田大然ここにありって言うところをもっと見せて欲しいです。
ドリブルからの個人技で中央突破して、名前の通り野性味あふれるようなプレイを期待します。
あの速さは大きな武器です。
足の速さに加え代表選手である長友選手に負けないぐらいのスタミナがつけば、ピッチを縦横無尽に走り回れるはずです。
ぜひ日の丸をつけた前田選手を見てみたいですね。
決して体格に恵まれているわけではないが、非常にアグレッシブでボールを持つと存在感を放つ選手。
スプリント力という点では群を抜いています。
スピードとパワーを兼ね備えたパワープレイで前線からプレッシャーもかけられるのが前田選手の強さだと思います。
松本がJ1に残り、レベルの高いリーグでプレイすることが彼にとって必要だと思います。
前田選手のようにスピードのある選手は怪我をしやすいのですごく心配です。
怪我は運の要素も大きいけれど、大きな怪我がなく代表を目指してほしいです。
すごく将来が楽しみな選手です。
オリンピック代表を目指すのではなく、フル代表を意識してほしいです。
鹿島、川崎、浦和といった大観衆の中でプレイできる環境が必要だと思います。
神戸のように有名な桁違いのプレイをする外国人と一緒にプレイする経験も必要だと思います。
もっと経験を積むためには、松本のチームではもったいない感じがします。
優勝争いをするようなチームで経験やズル賢さを身につけることが必要だと思います。
代表や松本の試合を見ていて思いますが、カテゴリー上がるほど落ち着き=ゴール前の決定力が落ちていると思います。
水戸時代はゴールを量産していましたが、J1や世代別代表だとなんか焦っているような気がします。
スピードだけなら元レッズのエメルソンに似ているし、決定力が身についたら手に負えないFWになると思います。
大然選手は、今の山雅にとっては戦術の生命線です。
飛ばしすぎの怪我だけは避けてほしいところです。
欲を言えば、守備で自慢の快足を使うより、快足を飛ばしてゴールに向かうプレイも見てみたいです。
日本代表でのプレイの感想
U-22日本代表での印象も聞きいてみました。
半分の方が期待通りの活躍をしている評価してくれています。
一部代表でのプレイ関するコメント紹介します。
前田選手の1番の武器は「スピード」です。
現代サッカーは縦に早い攻撃が多くありますが、このスタイルに前田選手のスピードはもってこいです。
東京オリンピック世代が中心となったAFC U-23選手権タイ2020予選でも前田選手は大活躍。
持ち前のスピードを生かした攻撃、また引いて守る相手にもしっかりパスを繋ぎアシストするなど柔軟な対応を見せていました。
A代表でもスピードのある選手がいます。
ベルギーへ渡った伊東選手。
ブンデスリーグ在籍の浅野選手。
ライバルはいますが、1番の武器である「スピード」を前面に押し出したスタイルがオリンピック代表定着の道になると思います。
継続して安定したパフォーマンスを披露することだと思います。
FWとして得点はもちろん、アシスト等の数字も必要です、
攻から守へのネガティブトランディションができることを森保監督にアピールしていくことが大事だと思います。
前田選手のようなスプリント系の選手には肉離れなどの怪我が付きものです。
そういった怪我を防止するケアもしっかり行ってほしいです。
FWはオーバーエイジを使う可能性が高いため、同世代では圧倒的な結果を残す必要があると思います。
スピードは申し分ないし、フィジカル面も日本国内だと通用している。
カウンター攻撃が中心の松本みたいなチームだと輝くが、アジアの引いて守るチームだと難しさが出てくる。
相手を剥がす技術、フィニッシュの冷静さ、外人相手のフィジカル面の強化がもっとできるように、海外に出て学んでほしい。
現在の彼がどこまで通用するのかを個人的に見てみたい。
前に出るスピードは、松本の試合を見ていればよくわかる。
FWとしての資質は十分あるし、これからの経験でさら伸びてくると思う。
しかし、現状でオリンピック代表としては、二列目やボランチとの連携だと思う。
パスに反応してあのスピードで相手の裏側に出るだけではだめ。
うまくコンビネーションを使えば、前田のスピードを生かせると思う。
オリンピック日本代表チームの中心選手は、すでにA代表の中心選手になっている堂安選手と飛び級の久保選手。
この2人から出てくるパスやクロスに合わせられるか、ピッチ上で同じ絵を描ける選手になれるかだと思います。
堂安選手や久保選手と一緒に出場すると相乗効果を発揮できる選手なら、間違いなく必要な選手となるでしょう。
スピードは間違いなくトップクラスなので、彼らとの連携があれば選びたくなる選手です。
Jリーグで活躍を続ければ、日本代表としてオリンピックに出場できると思います。
彼の良さは驚異的なスピードです。
個人でも打開できるし、仲間に使われることもうまい選手だなという感じです。
たまに連携が合わずに、何もできない試合もありますが…
代表は一緒に練習できる時間も限られるので、連携面での不安があります。
その辺りを克服できれば、代表の地位は揺るがないはず。
今の調子を維持して安定した活躍を見せることができれば、代表は確実かなと思います。
オリンピック本大会のメンバーは18人とかなりの狭き門です。
オーバーエイジも十分考えられるポジションなので、わかりやすい結果=得点を重ねていくことが重要です。
山雅は、守備から入るのでチャンスは多くないですが、得点を狙える場面で確実に決めていきたいところです。
圧倒的なスピードは間違いなく日本の武器になります。
山雅で結果を残して、近い将来A代表にも加わってほしいです。
代表に選ばれるために必要なこと
日本代表に生き残るために必要ことを考えてみました。
目指すべき方向は3つだと思います。
- 周りを生かすプレイを覚えること
- 最大の長所であるスピードを生かすことに徹する
- 単純にゴール
U-22日本代表のアタッカーは豊富なので、彼らの得点能力を生かすプレイがFWには求められます。
ただ防戦になりやすい松本でこのプレイを覚えるのは簡単ではありませんが…
U-22は攻撃ポジションのタレントが豊富です。
先発が難しくても、後半の切り札として流れを変える活躍に期待したいです。
ロンドンオリンピックの永井選手のようなカウンターサッカーの肝として起用も見込めます。
ゴールパターンを増やして、理屈抜きに使わなければもったいない選手になることが重要です。
オリンピックの先を見据えて取り組んでほしいです。
海外移籍、フル代表を目指している大然選手には、スピード以外のスキルの向上とスピードの使い方を磨いてほしいです。
スピードはJリーグの中でもトップクラス。
スピードを活かすための駆け引きや、シュート技術の向上、FWの役割として最低限ボールを収める技術まだまだ足りない点が多いです。
過去のオリンピック代表を振り返ると、同系統としてロンドンでは永井選手、リオでは浅野選手がいました。
Jリーグで一定の成績を残していた彼らでも海外では結果を残せていません。
スピードだけではダメ。
それ以外の能力とスピードの活かし方(緩急)の向上が必須だと感じます。
あと代表選手になるには運やタイミングも大事だと思います。
監督の好みによりますが、森保監督のサッカーにマッチすれば絶対選ばれると思います。
コパ・アメリカ日本代表に選出!
6月15日に開幕する「CONMEBOLコパアメリカブラジル2019」に出場する日本代表に初選出されました。
前田大然にとって、初のフル代表となります。
同時期にトゥーロン国際もあった中で、フル代表としてコパ・アメリカに出場できるのは成長の糧になること間違いなしです。
松本山雅の入団のときには「自分の夢は、日本代表になって活躍すること」と公言していました。
日本代表になることは叶ったので、あとは活躍するだけですね。
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この先の前田大然に期待!
前田大然選手が入団したのは2016年でした。
2016シーズンの開幕戦(熊本)で即メンバー入り、途中出場します。
高卒ルーキーが開幕戦にメンバー入りして、即デビューしたのはクラブ初の快挙でした。
今までの高卒ルーキーとは何かが違うと、感じた方もいるかもしれません。
これまでの山雅では若手が育たない、高卒&大卒が入団しても活躍しないまま移籍していました。
大然選手はもともとポテンシャルが高いのもあったと思いますが、山雅の生え抜き選手として順調に成長しています。
J1クラブからも警戒される選手です。
オリンピックが終われば、次はフル代表が待っています。
フル代表に選ばれれば、山雅にとって史上初のことです。
ただ今年選ばれる可能性もあります。
それは6月にブラジルで開幕するコパ・アメリカ(南米選手権)の日本代表です。
森保監督は、コパ・アメリカに年齢にこだわらない世代間融合チームで臨むことを想定しています。
Jリーグ開催中ということもあり、日本代表招集メンバーには「Jクラブからは1チームにつき1人まで」という制約がつきます。
山雅で候補に挙がるとすれば前田大然しかいません。
選出されれば、6月14日から7月7日までのリーグ戦4試合に出場できませんが、反町監督なら送り出すはず。
ガチ南米チームとの試合経験は絶対プラスになるからです。
これからの前田大然選手の活躍に期待したいです!