今年もJリーグが開幕します!
布新体制のサッカーを体現すべく、新戦力が加入しました。
2020シーズンの松本山雅の戦力についてまとめました。
レギュラークラスと松本の将来を担ってくれそうな若手をピックアップ!
2020年の松本山雅の戦力はどんな感じでしょうか?
移籍元のファン・サポーターからプレースタイルや期待してほしいポイント教えてもらいました!
レギュラー定着が期待される松本山雅の新戦力!
2020年の新戦力は12名です!
その中でレギュラー定着を期待しているのは、GK圍選手、MF鈴木選手、FWジャエル選手です!
GK1 圍謙太朗のプレースタイルや特徴
セレッソ大阪から完全移籍で加入したGKの圍謙太朗選手。
190㎝の長身を活かしたダイナミックなプレーが特徴です。
至近距離でのシュートストップだけでなく、ゴールの隅にコントロールされたシュートも長い手足で掻き出すことが可能です。
さらにシュートキャッチからの素早く正確なパントキックを前線の選手に繰り出して、カウンター攻撃の起点にもなります。
現代サッカーにおいて、GKが攻守の要とも言われます。
圍選手は、サイズとポテンシャルの両方を満たす選手と言えます。
FC東京とセレッソ大阪では、レギュラーポジションを確保したとは言えません。
しかし、2017年に期限付き移籍で加入したアビスパ福岡では、シーズン途中からスタメンとして26試合に出場しています。
圍選手のキック力と精度は、攻撃のバリエーションを増やします。
前線に足の速い選手やボールを収めることができる選手を配置すれば圍選手の能力が発揮されると思います。
FC東京時代は、まだゴールキーパーとしての才能を最大限に活かしきれていませんでした。
そのため試合に絡むチャンスが少なかったです。
C大阪やアビスパ福岡に移籍してからは、才能と実力をフルに活かすことができていたかなと思っています。
印象に残っている試合は、アビスパ福岡時代の徳島ヴォルティス戦です。
先制してから、徳島の猛攻を圍選手が冷静に対処しつつ、ゴールを守り、チームを勝利に導いた試合です。
ゴール付近で混戦となっても果敢に出ていきゴールを死守した姿もかなり印象に残っています。
圍選手の歴代の背番号を見ていただくと共通するものがあります。
FC東京では31番、セレッソ大阪では1番、アビスパ福岡では21番、2020年よりプレーする松本山雅では1番と『1』のついた番号へのこだわりが強いことが分かります。
特にアビスパ福岡では当初25番だった背番号を21番に変更しています。
FC東京では残念ながらトップチームでの出場機会はありませんでした。
FC東京U-23では21試合の出場機会を得ると共にトップチームでも2番手GKのポジションを掴みました。
2017年のセレッソ大阪でも同様にU-23で9試合に出場。
アビスパ福岡へ期限付き移籍を果たすと、これまでの鬱憤を晴らすように26試合に出場を果たしました。
圍選手を応援する人たちに見てほしいのは、試合前に深々とサポーターに向けてお辞儀する姿と、ファインセーブの後にサポーターに向けて見せるガッツポーズです。
サポーターと共にゴールを守ってみせるという姿勢を見せてくれる選手と言えます。
DF15 森下怜哉のプレースタイルや特徴
2019シーズンは栃木でプレーし、今年はセレッソ大阪からレンタル加入した森下怜哉選手。
大阪出身の森下選手は、プロ入り前は長野フットボールクラブからセレッソの下部組織へ入団しています。
2016年にトップチームの2種登録でC大阪U-23の所属となりました。
C大阪U-23でJ3開幕戦に先発し、J3リーグ最年少記録を更新しました。
ポジションはCBですが、右SBもこなす器用さがあります。
180センチと大型ではありませんが、空中戦では思い切りの良いジャンプで大きな相手にも負けずに体を張るプレーが最大の魅力です。
対人戦にも強さを発揮し、相手に簡単にドリブル突破を許さないプレーも持ち味のひとつで、ボール奪取能力は平均よりも高い水準です。
森下選手の試合で印象に残っているのは、J3第24節の福島ユナイテッドFC戦です。
同点の試合展開でどちらが逆転ゴールを決めるかわからない状況でした。
一進一退の攻防が続き、手に汗握る展開が多くあったことを覚えています。
その試合で見事に逆転ゴールを決めたのが森下選手でした。
まさかあの状況から逆転ゴールを奪うとは思ってもいませんでした。
チームは大喜び、監督もホッとした表情でした。
会場で見てましたが、森下選手の逆転ゴールの瞬間、サポーターの人たちも大歓声でした。
スタンディグで喜んだことを覚えています。
2016年にセレッソ大阪のトップチームに内定したことが発表されました。
2017年もセレッソ大阪U-23として開幕戦から先発出場を果たしています。
2018年のスルガ銀行チャンピオンシップでトップチームデビューを飾り、負けん気の強さを前面に押し出した気迫あふれるプレーでデビュー戦を飾りました。
2019年は育成型レンタル移籍で活躍の場を栃木SCに移しました。
栃木SCでは大黒選手や枝村選手など往年のベテラン勢を中心に多くを吸収し成長を遂げています。
インタビューでは「どこのチームに居てもぶれない自分を持ちたい。吸収できるものは全部、吸収して成長につなげたい」と意気込んでいました。
今シーズンも育成型レンタルで松本山雅に移籍しますが将来が楽しみです。
DF36 乾大知のプレースタイルや特徴
横浜FCから完全移籍で加入の乾大知選手。
昨シーズンは、横浜FCからのレンタル移籍で栃木SCに所属していました。
プロ入り前は桐生第一高校から流通経済大に所属。
学生時代からCBを本職とし、精度の高いロングフィードが武器です。
身長184センチと超大型とは言えない体格ですが、対人戦にも強さを発揮。
流通経済大卒業後は、ザスパ草津群馬に入団。
ちなみに大学時代は同い年の山村和也選手とCBコンビを組んでいました。
ザスパから長崎への移籍。
長崎においてもリーグ残り2節の時点で自動昇格圏内に位置するチームの主力CBとして活躍、長崎の快進撃の立役者の1人です。
ちなみ乾選手の弟は、同じサッカー選手の乾貴哉選手です。
乾選手の試合で印象に残っているは、栃木時代の柏レイソル戦です。
ゴール周辺でのフリーキックとなり、味方選手がパス気味なシュートを狙い、大黒将志選手がゴールを狙ったものの外れ、混戦のなか乾選手が決め、先制ゴールを奪ったプレーです。
乾選手が栃木に新加入したばかりで、いきなり見せてくれたゴールに感動したことを覚えています。
横浜FC時代も輝きを見せておりましたが、栃木に加入してから更に実績と才能を活かしているなと感じています。
プロデビューのザスパ草津では100試合に出場し4得点を記録。
2017シーズンから加入したV・ファーレン長崎でも主力として40試合に出場。
開幕戦で古巣のザスパ草津群馬を相手にゴールを決め、注目を集めました。
高木琢也監督の下で守備に磨きをかけ、同時に攻撃の意識も増した気がします。
結果的にDFでありながら大事な場面でのゴールもありました。
もともと正確なロングフィードが売りなスマートな選手という印象でしたが年々、球際の強さも目立つようなプレーも光っています。
桐生第一高校、流通経済大、Jリーク各クラブと経験を積み、自身も30歳を迎える年を飛躍の1年にしてほしいです。
MF20 ロドリゲスのプレースタイルや特徴
モンテディオ山形から完全移籍で加入したアルヴァロ・ロドリゲス選手。
ロドリゲス選手のプレースタイルは、攻撃的MFとして司令塔的役割を果たせることが強みです。
ブラジル3部リーグで長らくプレイしたあと、トップリーグのクラブからの誘いを断ってモンテディオ山形に加入しました。
身長は175cm、体重は71kgと特別大きくはありません。
またスピードもプロ選手のなかでは平均的です。
ただし、幼少期からサッカーに親しむ子が多いブラジル出身で足元のテクニックが多彩です。
そのため、ボールを失うことは少なく、豊富なイマジネーションから周囲の味方を活かすパスワークを得意としています。
精密なキックとサッカー頭脳を活かして、的確なポジショニングからのシャドーストライクも彼の強みです。
反面、日本では故障や食文化や気候の違いなどからコンディション不良に悩まされ、スタミナにやや不安を抱えながらのプレーとなっています。
外国人選手としては真面目で、見た目に反して明るい性格で、最低限の守備にも奔走してくれる1.5列目~2列目のプレイヤーです。
2018年に松本山雅が優勝したときの影の立役者でした。
ロドリゲス選手は、加入したモンテディオ山形で2018年には21試合に出場(うち11試合は先発出場)、2019年は4試合(うち2試合は先発出場)に出ています。
得意とする攻撃的ミッドフィールダー(シャドーポジション)のほかにも、ウィングバックやボランチとしても出場しました。
多彩なテクニックで攻撃の起点となり、オフェンスタクトを操っていました。
守備は得意ではないものの、懸命に走る真面目さを持っています。
パスコースを限定したり、相手にプレッシャーをかけることでミスを誘発したりするプレーで貢献しています。
度重なるケガやコンディション不良に悩まされながらも、明るい性格でチームメイトに愛されていました。
2018年のJ2第33節ヴァンフォーレ甲府との対戦では逆転勝利の立役者となりました。
後半77分から途中出場を果たすと、その8分後には三鬼選手の上げたクロスに反対サイドから猛然と走り込み、同点ゴールをヘディングで決めています。
ドローで終わりかと思われた試合終了間際には、フリーキックのキッカーを務め、逆転ゴールをアシストして大歓声に包まれました。
MF21 アウグストのプレースタイルや特徴
シャペコエンセから完全移籍で加入したのがアウグスト選手です。
身体能力の高さを生かした推進力とボール奪取力にたけるプレーが特徴です。
ブラジル、メキシコ、イランのクラブに所属した経験があり、2016年のAFCチャンピオンズリーグでは6試合に出場し2得点を決めています。
守備的MFというよりは、攻撃的なプレーが目立ちます。
アウグスト選手本人も「自分の持ち味は攻撃的なところ」とコメントしています。
カウンター攻撃ときにスピードを持って前線に駆け上がり、ペナルティーエリアで勝負していくスタイル。
中盤からボールを持ち上がって、自らシュートまで持ち込む選手は今までの松本にはいなかったタイプです。
あとはどれだけ試合に絡んでくれるかが問題かもしれません。
攻撃面で存在感を示してくれそうです。
MF24 吉田将也のプレースタイルや特徴
群馬から完全移籍で加入した吉田将也選手。
群馬では布監督のもと右サイドバックでチーム最多の9アシストを決めています。
積極的な攻撃参加がとても良くクロスの精度が高いので多くのチャンスを演出しています。
特に早いクロスからは何度も得点になっている場面が見られました。
守備面もハードワークができるので相手にとってとても嫌な選手だったと思います。
課題は左足でのプレーが少ないので攻撃のバリエーションとして左足からのクロスやカットインしての左足のミドルシュートを見てみたいと思いました。
ゴール前のチャンスもいくつかあったのでゴール前の落ち着きがあればゴールをもっと奪えたはずです。
期待したいのは思い切りのいいロングシュートを増やし、多くのチャンスを演出できるので一列上げた右サイドハーフでのプレーも見てみたいと思いました。
開幕当初は同期の選手が出場している中、吉田選手には出番がなく9節まで3試合ベンチ入りしたもののJリーグデビューありませんでした。
しかし、10節のFC東京U‐23で主力の怪我などが重なり、吉田選手はJリーグデビューします。
得意のクロスや攻守でのハードワークを続けた結果、ゲーム終盤に鮮やかなロングシュートを決めてチームを勝利に導きます。
その後、活躍が認められレギュラーポジションを確保し、吉田選手が出場した試合では多くの勝ち星上げチームを引っ張る存在でした。
小さい頃からの夢であったJリーグの舞台で選手として大きく成長した年になったと思います。
個人としてもリーグ内で1試合平均クロス数トップ、アシスト総数トップという輝かしい成績でした。
MF27 鈴木雄斗のプレースタイルや特徴
川崎フロンターレから期限付き移籍で加入した鈴木雄斗選手。
川崎時代のニックネームはラルフ鈴木。
鈴木選手の一番の魅力は、複数のポジションをこなすことができることです。
水戸、山形時代にはFWも経験しています。
特にサイドに配置すると結構強引に切り込んでいけるというところです。
アンダー世代の日本代表にも選ばれた経験もあり、水戸、山形とJ2でのプレーが長いです。
途中出場で流れを変えることができる点は、大きなポイントです。
スタメンでも控えでも常にそばに置いておきたい選手と言えます。
若干雑と言えば、雑なプレーも目立ちます。
キャラも明るくチームに良い影響を与えてくれるはずです。
サポーターからも愛される魅力的な人物であることは間違いありません!
チーム愛が強い選手で気持ちのこもったプレーをしているので自然と流れを引き込む力があります。
印象深い試合は、2018年に自身念願のJ1デビューとなった試合で決勝ゴールを挙げたことです。
苦労をして這い上がってきた選手がチャンピオンチームに新しい風を吹き込んだということはチームを大いに盛り上げました。
リーグのゴールはそれだけでしたが、以降も出場機会を増やしたのでチャンスを確実に掴む選手といったイメージがあります。
人間的に素晴らしいと思ったエピソードは、2017年に所属した山形時代です。
最終節に2ゴールを決めて、それをチームメイトで山形のレジェンドでもある石川竜也選手に捧げたという話です。
鈴木選手は2年しか在籍していないチームですが、長年チームに貢献した選手をリスペクトしたなかなかできない言動だと思います。
FW9 ジャエルのプレースタイルや特徴
FC東京から期限付きで加入したジャエル選手。
グレミオに在籍していた2017年にはコパ・リベルタドーレス2017で優勝を果たし、同年のFIFAクラブワールドカップにも出場した経験があります。
ジャエル選手は、パワフルなストライカーで重戦車FWタイプの規格外の選手です。
J1では思うような結果を残すことが出来なかったですが、186センチの長身と強靭なフィジカルを生かした肉弾戦が得意です。
最前線に配置すれば何かが起きそうな期待感があります。
単独でも突破でき、多少ルーズなボールでも決めてしまうのでJ2では脅威となるはずです。
J2得点王で言えば、フッキ選手やダヴィ選手のようなゲームを1人で決めてしまうような選手になってくれるかもしれません。
FC東京でのゴールは、カウンターからの1点だけでしたがしっかりと良い位置で待っていたのでポジション取りも上手い選手だと思っていました。
【公式】ゴール動画:ジャエル(FC東京)90+3分
ゴールとはなりませんでしたが、コーナーキックで合わせるシーンも多かったのでフィジカルだけで押していくのではなく頭も良い選手という印象です。
意外とフリーキックも蹴れたので、じっくり使えば大活躍するのにとは思いました。
30歳を越えていながら、期限付き移籍だったことからFC東京もまだまだポテンシャルには期待しているはずです。
FC東京に移籍する前の印象は、かなり花が開くまで時間がかかった選手ですので、色々と考えながらサッカーをしている気がします。
1年目で日本に慣れていれば、2年目の今季は大活躍しそうな気がします。
FW18 髙木彰人のプレースタイルや特徴
G大阪から期限付き移籍で加入した髙木彰人選手。
ドリブルと裏への飛び出しに定評があります。
相手DFにとっては守りにくい嫌な選手です。
自分からどんどん仕掛けることが出来る選手で、松本には良いアクセントになります。
J1ではゴールを決めることが出来ていないものの、J3でハットトリックを達成したことがあります。
得点力には疑う余地はありません。
なんと言ってもガンバ大阪がまだ保有権を手放していない辺りが、これから伸びる選手であるということを証明しています。
ガンバ大阪ではタイプの似ている選手が何人もいたので出場機会に恵まれませんでした。
モンテディオ山形でも本格的なプロのプレーに少し苦労はしましたが、経験を積んだ分2020年は大化けする可能性があります。
G大阪ユース時代から注目され、順調に頭角を表しています。
高木選手のプレースタイルの特徴は、なんといっても攻撃力の高さにあると思います。
どんなボールにも食らいついていくスピードと、決して諦めることないガッツで、唯一無二の存在感を発揮します。
どんなにチームがピンチのときでも、高木選手がピッチに登場するだけでチームが活気を取り戻し、志気が高まる、そんなすごいエネルギーをもった選手だと感じます。
恐れ知らずの果敢な抜けだしからの、胸のすくような痛快なゴールを、これからも期待して応援していきたいと思います。
ガンバ大阪では将来を嘱望される選手です。
アカデミーの先輩の宇佐美選手の最年少出場記録を更新するエリートっぷり。
しかもその試合で点に絡んでいるのですから結果も出せている選手と言えます。
同期には堂安選手や初瀬選手など若くして活躍する選手が多いです。
ハイレベルな中でユース時代から揉まれていることも大きいのではないでしょうか。
J3が活躍の場でした。
特にプロ初のハットトリックがU23とは言え、宿敵セレッソ大阪とのダービーであるという点にスターの素質を感じます。
きっかけがあれば大爆発の可能性に溢れた選手です。
DF28 三ッ田啓希のプレースタイルや特徴
三ッ田選手は、2019年から松本山雅の特別指定選手として加入しています。
ルヴァンカップ・グループステージ第3節のジュビロ磐田戦で先発出場し、公式戦デビューしています。
身長189センチ、体重83キロの体格で左利きという世界的に見てもかなり希少な存在です。
飯田選手の後継者としては申し分ない逸材です。
三ッ田選手の特徴は、高い打点のヘディングで相手のボールを跳ね返るプレーです。
中央大では、FC東京の渡辺剛選手や柏の上島拓巳選手といった先輩の存在もあり、3年まで関東2部リーグで出場はありませんでした。
1部に昇格したときにスタメンに定着。
4年からシーズン通して松本の練習に参加していました。
体格ではJ2でも十分に戦える選手だと思います。
布監督になって若手育成にも力を入れるはずの今シーズンに期待です。
MF29 村越凱光のプレースタイルや特徴
村越選手は、福岡の飯塚高校出身の高卒ルーキーです。
村越選手の持ち味は「ドリブル」です。
松本のスカウト江原さんも「とにかくドリブルの選手。まだまだ足りないところがあったとしてもその突出したところがあるのが良い」と期待を寄せます。
2019年2月に松本の練習に参加。
内容が悪ければ「1日、2日で返すから」という条件で1週間も練習参加します。
その結果、4月6日には異例の早さでオファーを勝ち取ります。
村越選手の印象は、高卒とは思えない落ち着きです。
入団会見やインタビューの動画を見ても堂々と話しています。
松本山雅FC来季加入内定記者会見
MF30 山田真夏斗のプレースタイルや特徴
島根県の強豪立正大淞南が誇る司令塔が山田真夏斗選手です。
181センチの大型MFで目を惹くのはパスセンスです。
トップ下の位置で細かな動きを繰り返し、フリーでパスを引き出せる選手なのが山田選手です。
足もとの技術も高く、相手の逆を取りながら、滑らかなタッチで相手のゴール前までボールを運びます。
今まで松本山雅にはいない天才型パサーかもしれません。
似ているタイプとしては工藤選手っぽい感じです。
2019年の全国高校サッカー選手権大会島根県決勝で見せたプレーに驚きました。
先制点のきっかけになったスルーパスは、見事としか言いようがありません。
続けて見てほしいのが同じ動画の7分44秒からのボールキープです。
足元の技術もしっかりしていてなかなかボールをとられません。
早く山田選手が松本のトップ下でタクトを振るう試合が観たいと思いました。
守備力が上がれば、ボランチでの起用もありです。
米原&山田の大型ボランチコンビも見てみたいです。
2020シーズン松本山雅の補強の評価
2020シーズンの新戦力を紹介しました。
今年の補強は、各ポジションで最適な補強ができているように感じます。
外国人選手もシーズン開幕から4人態勢で望んでいるところからも補強が上手くいった感じがします。
高卒、大卒ともに尖った特徴がある選手が加入しているので楽しみです。
あとは大きな怪我だけしないようにシーズンを戦ってほしいところです。
今シーズンは、ルヴァンカップがあるので試合数が増えます。
コンディション管理が難しいかもしれませんが、若手選手の出場機会が増えるのは良いことです。
今年も松本山雅の選手たちを信じて、最後まで応援したいと思います!