松本山雅

J2 第4節 松本山雅×ジェフユナイテッド千葉マッチレポート

3月20日(日)に行われたJ2リーグ 第4節 松本山雅 vs ジェフユナイテッド千葉の試合。

前節の清水戦は、相手に14本のシュートを打たれながら、なんとか0に抑え、引き分けに持ち込んだ試合だった。

今回の千葉戦は、ホーム開幕戦。

ここまでアウェイ3試合を1勝1敗1分けの勝ち点4で向かえるこの試合、なんとか勝ち点3がほしい。

ホーム開幕戦で勝利を目指したこの試合の結果は0-1で敗戦。

その試合を監督、選手のコメントを中心に振り返ってみたいと思います。

試合前の監督・選手のコメント

松本山雅FC 反町康治監督

『長澤はウチならすぐに試合に出られる』

→ 今節の相手・千葉の印象は?

昨季から多くの選手が入れ替わったようだが、それもJ1昇格への本気度の証。

大幅に選手が代わったとはいえ、関塚監督はロンドン五輪で指揮を執った人。

そういうチームをまとめるのはお手のモノだろう。

個々の選手を見ると、前線には船山、長澤、吉田とシュートのうまい選手がそろっている。

長澤はさすがにクオリティーは高く、ウチならすぐに試合に出られる。

松本山雅FC DF 3 田中 隼磨

『相手よりも自分たちの戦いを貫けるかどうか』

→ 今節・千葉戦はホーム開幕戦となるが?

開幕からアウェイで3試合戦い、選手たちは全力を尽くした。

とはいえ現状には納得いっておらず、このホーム2連戦で確実に勝ち点を積み重ねて、上位に浮上できるようなきっかけにしたい。

今節はホーム開幕ということで、多くのサポーターの後押しが期待できる。

相手どうこうよりも自分たちの戦いを貫けるかどうか。

ディフェンスは安定しているので、走力を生かしつつ、得点を決めたい。

ジェフユナイテッド千葉 DF 3 近藤 直也

『サボっているとやられてしまう』

開幕からの守備に関して、相手も違うし、やり方も違うので、一概にどうとは言えないが、このような戦いが増えてくるのであれば変えないといけない。

右サイドが攻められたのであれば、翔平はボーッとしてはいけない。

それが目立つので。

CBが声を掛けないといけないが、自分たちで感じないといけない。

このポジションを取れば絶対にやられるな、とか。

サボっているとやられてしまう。

ジェフユナイテッド千葉 MF 16 小池 純輝

『ホームの雰囲気を作ってくるはず』

→ 今節の相手・松本のイメージは?

現実的なサッカーをしてくるイメージが強い。

J2のときはやり方が徹底されているなと。

なので、すごく手ごわい。

松本はホーム開幕戦なので、あとはどうのように出るか。

ウチも開幕戦は硬かった部分もあったので。

→ 松本のサポーターは熱いが?

すごい。

アルウィンでなくても、アウェイでもすごい。

なので、ホームの雰囲気を作ってくるはず。

→ 同い年の松本の喜山のイメージは?

いろいろなポジションをできるということは器用だと思う。

同い年なので、うまく刺激し合えればいい。

試合内容

千葉には、大久保選手、多々良選手、船山選手、吉田選手と4人の"元・山雅戦士"が所属している。

こちらの手の内はすべて把握されていることが予想された。

そして、ホーム開幕戦にジンクスがある。

Jリーグに昇格してから一度も勝てていない。

もっと言えば、JFLのときから今だ未勝利が続いている。

ホーム開幕戦成績

リーグ

勝敗

対戦相手

2012

J2

●

山形

2013

J2

●

熊本

2014

J2

△

長崎

2015

J1

●

広島

このジンクスを打ち破るべく山雅は、サイドを効果的に使い、クロスからチャンスを作っていた。

前半11分

山本選手が相手のパスを奪い、そのままペナルティーエリア手前からシュート。

しかし、ボールは枠には行かず。

前半46分

右からのコーナーキック。

キッカーの工藤選手は、ショートコーナーを選択する。

パスを受けた宮阪選手がゴール前にボールを送ると當間選手がヘディングシュートを放つ。

シュートは、ゴールポストに直撃し、先制のチャンスを逃す。

前半の山雅は、千葉にボールを保持される時間があったものの、中盤でプレスを与え、主導権を握っていた。

ハーフタイムの反町監督のコメント
  • 一瞬のスキを突く、そして与えない
  • セットプレーがチャンスになる

後半に入ると、さらにペースを上げてゴールを目指した。

しかし、後半11分。

右サイドからのクロスをいったんは、飯田選手と田中選手がクリアするもこぼれ球を山本選手がボレーシュート。

これが決まり、先制を許してしまう。

同点を目指して、積極的にミドルシュートを放ち、強引に千葉の守備をこじ開けようとするもシュートが枠に飛ばない。

終盤にはパワープレーを繰り出すも、最後まで得点を奪えず試合終了。

またしてもホーム開幕戦は、黒星となってしまった。

ホーム開幕戦勝てないジンクスも継続する形となってしまった。

https://youtu.be/48sOw3bfpCo

試合詳細 合計 前半 後半
シュート 17 5 12
FK 13 6 7
直接FK 13 - -
間接FK 0 - -
コーナーキック 8 1 7
ゴールキック 10 8 2
PK 0 0 0
オフサイド 0 0 0

この試合、シュート17本打って枠内シュートは6本。

決定力の無さは相変わらず。

昇格するチームには、エースストライカーが必ずいる。

去年の大宮、磐田、福岡には絶対的なエースが存在していた。

困ったときに頼れるエースがいるチームは強い。

点が欲しい時、エースにボールを集めれば点を取ってくれる、という期待感が生まれる。

そして、そこで点を決めるから、エースストライカーと呼ばれるようになる。

そんな選手が山雅にも現れてほしいと思う。

試合後の監督・選手のコメント

松本山雅FC 反町康治監督

『少しずつ改善されて良い方向に進むと信じてやっていきたい』

→ 優勢に進める中で、攻守のどちらに悔いが残った?

攻撃でしょうね。

ボールを動かすということは向こうもスペースを埋めてくるわけであって、そのスペースをどう自分たちで作るかを念頭にやってきたつもり。

背後だったり、サイドだったり、中央だったり。

今日はある意味狙いはかなり出せたと思う。

2カ月近くやってきた成果は出せたが、ゴールネットを揺らさないと勝てないという現実もある。

だからといってお手上げではなく、だからこそ最後の部分の力であるとか、ラストパスとか、シュートやパスがちょっとズレたりということは明日になったら直るモノではない。

練習をとおしてプレッシャーのある中で続けてやっていけば、少しずつ改善されて良い方向に進むと信じてやっていきたいと思う。

少し話がそれたが、ビルドアップして、ハーフウェーラインを過ぎるところまではスムーズにいっているので、最後をどう崩していくか。

松本山雅FC DF 4 飯田真輝

『要所は抑えられたと思う』

守備面を振り返って、連係面はある程度できて、もちろんすべて良かったわけではないが、要所は抑えられたと思う。

今日に限って言えば、武井が頑張ってくれて、CBが引きずり出されないようにしてくれた。

ただ失点シーンは船山に危ないところに入られてしまったので、その意味では仕事をさせてしまった。

あとはクロスをしっかりクリアできていれば。

ジェフユナイテッド千葉 関塚 隆監督

『最後、集中を切らさず、足を止めずに良く粘れた』

ひさびさにアウェイで勝利することができて、サポーターと喜び合えたことには満足している。

松本はホーム開幕戦ということで、スタジアムの雰囲気含めて難しい試合になるということは理解していた。

とにかく辛抱しながら勝機を手繰り寄せようということで入った。

松本は、ボランチを2枚にして少し守備を安定させながら攻撃をしかけて来た。

われわれもなかなかシュートまで持っていけなかったが、前半終了間際からの危ない場面をしっかりと抑えながら、先制点を取れたことが勝利につながったのかなと思っている。

最後はパワープレーをしかけられたが、集中を切らさず、足を止めずに良く粘れた。

ここは成長を感じた。

→ 最後は3バックのような形に見えたが?

小池を下げて、吉田の1トップにした。5-4-1の形で相手の縦への圧力をしっかり抑えようということ。

ジェフユナイテッド千葉 MF 6 山本 真希

『メリハリをハッキリしてやれば相手も守りづらくなる』

→ アランダとのコンビネーションも試合を重ねるごとに良くなっているが?

技術がある選手が多いので、パスをつなげられるときはつなげられるから、意識の問題だと思うので、そこのメリハリをハッキリしてやれば相手も守りづらくなると思う。

そこのメリハリをチームとして意識付けできるようにこれからやっていきたい。

松本山雅の2016・J2全試合結果まとめ

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