残留争いの状況【30節終了時】
30節終了時点の順位は17位と前節と変わりません。
ただし、16位湘南、15位鳥栖との勝ち点差も2まで縮まってきました。
セレッソ大阪とのゲームに引き分けて勝ち点1を積み上げています。
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セレッソ大阪×松本山雅【J1第30節 2019年11月2日】
セレッソ大阪とのアウェイヤンマースタジアム長居での試合でした。スタメンは前節の鹿島アントラーズ戦から中美選手、パウリーニョ選手が入り、フォーメーションは3-5-2で臨みました。前半24分にセレッソ大阪に先制されるも、後半17分に杉本選手のゴールで追いつきドローという結果でした。
今節G大阪、神戸が勝利したことで、残留争いの対象チームが絞られてきました。
ついに鳥栖、湘南の背中がはっきりと見える位置まできました。
得失点差は松本が有利な状況です。
何より両チームとの直接対決が残っているため、自力で残留を決められます。
残り4試合で残留に必要な勝ち点を36~40と予想しています。
- 3勝1分 勝ち点:40
- 3勝1敗 勝ち点:39
- 2勝2分 勝ち点:38
- 2勝1分1敗 勝ち点:37
- 2勝2敗 勝ち点:36
- 1勝3分 勝ち点:36
どう考えても2勝は必要です。
1つでも負けると状況は厳しくなります。
この時期に重要なのはチームの勢いです。
直近5試合の獲得勝ち点はこんな感じになっています。
これを見て分かるとおり、名古屋、湘南の勢いは完全に死んでいます。
G大阪、神戸はひとつ抜け出した感じで、松本、磐田にも勢いはあります。
松本は神戸に負けて以降は負けなしで、上位チームからも勝ち点を稼いでいます。
この流れを残り4試合につなげたい!
他チームの残りの対戦相手も気になるとことです。
湘南は、C大阪→FC東京→広島と上位チームとの対戦ばかりです。
いまのチーム状況を考えると大きく勝ち点を伸ばすのは難しいと思います。
これは松本にとってはアドバンテージになりそうです。
一方の鳥栖は、名古屋→札幌→清水と順位が近いチームとの対戦を残しています。
松本しては、名古屋、札幌との勝敗が気になるとことです。
結果次第では、名古屋と15位を争う状況も予想されます。
FC東京戦の誤審がなければ、現時点で松本と鳥栖の勝ち点は並んでいたはず。
しかも得失点差で15位は松本なんです!
とにかく、松本は鳥栖に勝って残留候補に名乗りを上げないとダメですね。
Next:サガン鳥栖戦
勝負の一戦がやってきました!
ここまで勝ち点を積み上げてきたのは、この試合のためと言っても過言ではありません!
それほど重要で絶対に負けられない戦いです。
前半戦はアルウィンで前田大然のJ1初ゴールで勝利しています。
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松本山雅×サガン鳥栖【J1第8節 2019年4月20日】
平成最後のアルウィンでサガン鳥栖との一戦でした。前田選手のJ1初ゴールで勝ち点3を獲得。先制してから終始防戦一方な試合展開でしたが、ゴール前を固めた守備でウノゼロを達成しました。お互いのファン・サポーターにこの試合の印象や気になった選手をレポートします!この試合の評価は予想以上の結果となっています。
どんなことが起きても勝たないといけない試合です。
鳥栖戦で重要なのは先制点です。
絶対に先制点を許してはいけません!
鳥栖が先制点を決めた試合は、6勝2分1敗と大きく勝ち越しています。
鳥栖は総得点31点のほとんどを後半60分からアディショナルタイムの間で決めています。
つまり終盤になればなるほど、鳥栖が攻撃の圧を強めてきます。
0-0の時間が長くなれば、松本としては不利になります。
松本は前半から後半序盤での得点を狙っていくべきです。
鳥栖の失点時間帯に偏りはないので、試合の中で松本に流れがきたときに確実に得点を決めることが重要です。
鳥栖の攻撃の中心は、金崎選手、イサック・クエンカ選手、豊田選手です。
金崎選手は、天皇杯で退場処分を受けたことで今節の横浜FM戦には出場していません。
そのため、松本戦にはフレッシュな状態で出場してくるはずです。
イサック・クエンカ選手は、全試合に出場して6ゴール決めていますが、次節は累積警告で出場停止です。
これは松本にとっては願ってもないことです。
最後にトヨグバこと豊田陽平選手。
豊田選手は4得点を決めていますが、得点以上にチームファーストのプレイがとても厄介です。
金崎選手と豊田選手の2トップを自由にさせないことが鍵になりそうです。
これまでの松本山雅は大事な試合、勝たないといけない試合でことごとく負けています。
しかし、今シーズンは変わってきているのも事実です。
完全に払拭する絶好の機会が次節の鳥栖戦なんです!
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』
野村克也氏の座右の銘として話題になった言葉です。
偶然に勝つことはあっても、偶然に負けることはない。
負けの裏には、必ず落ち度があるはずなのだ。
鳥栖戦に向けて万全の準備をして、勝ち点3をもぎ取って欲しいです!